新大久保駅は、東京都新宿区にあるJR東日本山手線の駅です。島式ホーム1面2線を持つ高架駅で、駅舎は比較的シンプル。駅周辺は「コリアンタウン」として特に有名で、韓国料理店やK-POP関連ショップが立ち並び、連日多くの人で賑わいます。

新大久保
shin-ōkubo
JR東日本 新大久保駅
| 駅名 | 新大久保(しんおおくぼ)JY16 | ||
|---|---|---|---|
| 路線名 | 山手線 | ||
| 事業者 | JR東日本 | ||
| 所在地 | 東京都新宿区百人町1丁目 | ||
| 出改札 | 有人 | ||
| 券売機 | 多機能券売機 指定席券売機 | ||
| 改札機 | Suica首都圏エリア | ||
| 洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
| 設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
| 開業日 | 1914年(大正3)11月15日 | ||
| 公式 | |||
| 地図 | |||
新大久保駅の概要
駅舎の特徴
新大久保駅は、山手線の駅の中でも比較的シンプルな構造ですが、近年は利用者の増加に伴い改良が進められています。
- 高架駅: ホームは高架上にあり、その下に駅舎や改札口があります。
- 島式ホーム1面2線: 島式ホームを持っています。
- シンプルな駅舎: 大規模な駅ビルは直結しておらず、駅舎自体は比較的コンパクトで機能的な造りです。近年は利用客の増加に対応するため、改札口や通路の拡幅などの改良工事が行われています。
- 改札口は一つ: 基本的に改札口は一箇所で、そこから東西に出られます。
周辺情報
新大久保駅周辺は、日本最大のコリアンタウンとして知られ、独特の活気と多様な文化が魅力です。
- コリアンタウン: 駅を出てすぐの大久保通りを中心に、韓国料理店、K-POPグッズショップ、コスメ店、スーパーマーケットなどがひしめき合っています。本場の韓国の雰囲気を味わえる場所として、若者を中心に多くの観光客が訪れます。
- 多国籍な雰囲気: 韓国系のお店だけでなく、ベトナム、タイ、中国など、アジア各国の料理店や食材店も多く、多様な文化が混在する国際色豊かなエリアです。
- 専門学校・語学学校: アジア系住民が多く暮らす地域であるため、日本語学校や専門学校も多数点在しています。
- 住宅地: 大久保通りから少し奥に入ると、マンションやアパートが建ち並ぶ住宅街が広がっています。
- コンビニエンスストア・ドラッグストア: 観光客や住民のニーズに応える形で、多数の店舗が営業しています。
歴史
新大久保駅は、山手線の開業とともに歴史を刻み、戦後特にコリアンタウンとして発展してきました。
- 1914年(大正3年)11月15日: 日本鉄道(現在のJR)山手線の駅として開業しました。当初は、現在の百人町・大久保地区へのアクセス駅として設置されました。
- 1925年(大正14年)11月1日: 山手線が環状運転を開始し、都心の環状線の一部となりました。
- 戦後~1980年代: 周辺に韓国からの移住者が増え始め、徐々にコリアンタウンが形成されていきました。
- 1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 2000年代以降: K-POPブームや韓流ドラマの人気を背景に、新大久保のコリアンタウンは国内外から注目を集め、観光地としての地位を確立しました。駅の利用者数も大幅に増加し、駅施設の改良も進められています。
