大森駅は、東京都大田区にあるJR東日本(京浜東北線)の駅です。駅舎は駅ビル「アトレ大森」と一体化。周辺は、百貨店や商業施設が集まる、活気あふれる商業地でありながら、閑静な住宅街も広がるエリアです。

大森
ōmori
JR東日本 大森駅
| 駅名 | 大森(おおもり)JK18 | ||
|---|---|---|---|
| 路線名 | 京浜東北線 | ||
| 事業者 | JR東日本 | ||
| 所在地 | 東京都大田区大森北1丁目 | ||
| 出改札 | 有人 | ||
| 券売機 | 多機能券売機 指定席券売機 | ||
| 改札機 | Suica首都圏エリア | ||
| 洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
| 設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
| 開業日 | 1876年(明治9)6月12日 | ||
| 公式 | |||
| 地図 | |||
大森駅の概要
特徴
- 京浜東北線の主要駅:品川駅と蒲田駅の間に位置し、都心方面や横浜方面へのアクセスに便利です。
- 快速停車駅:京浜東北線の快速電車が停車するため、所要時間が短縮されます。
- 駅ビル併設:駅に直結した商業施設「アトレ大森」があり、買い物や食事に便利です。
- 東西で異なる駅周辺の雰囲気
- 東口:商業施設やオフィスビルが集まる比較的賑やかなエリアです。
- 西口:昔ながらの商店街や住宅街が広がる落ち着いた雰囲気です。
- バスターミナル:駅の東口には大きなバスターミナルがあり、羽田空港方面など多方面へのバスが発着しています。
周辺情報
- 商業施設:アトレ大森、西友大森店、イトーヨーカドー大森店などがあります。
- 商店街:大森銀座商店街、大森サンピア商店街など、活気のある商店街が東西に広がっています。
- 文化・歴史
- 大森貝塚:日本考古学発祥の地として知られています。駅西側にはモースの発見を記念する碑があります。
- 馬込文士村:かつて多くの文豪が居を構えたエリアで、記念館などがあります。
- 公共施設:大田区役所大森地域庁舎、大田区民ホール・アプリコなどがあります。
- 公園:平和の森公園、大森ふるさとの浜辺公園などが近くにあります。
- 教育機関:駅周辺には多くの学校があります。
- その他:海苔の養殖がかつて盛んだったことから、海苔問屋なども点在しています。
歴史
- 1876年(明治9年)6月12日:官設鉄道(後の国鉄、現JR)の駅として開業。当時は旅客駅のみ。
- 新橋 – 横浜間の開業から4年後の開業で、非常に歴史のある駅の一つです。
- 当初は線路の保守点検を行う工夫の詰所でしたが、それが不要になり駅舎に転用されました。
- 京浜間の電車運行開始後は客車列車の通過が増え、昭和初期に停車が無くなって電車専用の駅となりました。
- 1877年(明治10年): 上り列車で横浜から新橋へ移動中のエドワード・S・モースが、当駅発車直後の左車窓に大森貝塚を発見。
- 1901年(明治34年)2月1日:京浜電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)が大森停車場前駅(後の京急大森駅)を開業。
- 1914年(大正3年)12月20日:京浜線(京浜東北線の前身)の運行開始。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)7月:現駅舎完成。長らく残っていた列車線ホームが解体された。
- 1984年(昭和57年)9月14日:駅ビル「大森プリモ」(現在のアトレ大森)開業。
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本の駅で「Suica」が利用可能となる。
- 2021年(令和3年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了。
大森駅は、交通利便性が高く、生活に必要な商業施設も充実しているため、住みやすい街として人気があります。歴史的な背景も持ち合わせており、新旧の魅力が共存するエリアと言えるでしょう。
