恵比寿駅は、東京都渋谷区にあるJR東日本(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)と東京メトロ(日比谷線)の駅です。高架駅(JR)と地下駅(メトロ)の構造で、駅ビル「アトレ恵比寿」を併設。周辺は、洗練された商業施設や飲食店、おしゃれなオフィスが立ち並ぶ、都内でも人気のエリアです。

恵比寿
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JR東日本 恵比寿駅 EBS
駅名 | 恵比寿(えびす)JY21 JA09 JS18 | ||
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路線名 | 山手線 埼京線 湘南新宿ライン 相鉄線直通 | ||
事業者 | JR東日本 | ||
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南1丁目 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | 多機能券売機 指定席券売機 | ||
改札機 | Suica首都圏エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
開業日 | 1901年(明治34)2月25日 | ||
公式 | |||
地図 |
東京メトロ 恵比寿駅
駅名 | 恵比寿(えびす)H02 | ||
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路線名 | 日比谷線 | ||
事業者 | 東京メトロ | ||
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南1丁目5-5 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | あり | ||
改札機 | PASMO対応エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター | ||
開業日 | 1964年(昭和39)3月25日 | ||
公式 |
恵比寿駅の概要
駅舎の特徴
恵比寿駅の駅舎は、JR線と東京メトロ線がそれぞれ異なる構造を持っています。
- JR線(山手線・埼京線・湘南新宿ライン): 高架駅で、ホームは高架上に位置しています。駅ビル「アトレ恵比寿」と一体化した構造になっており、改札を出ることなくショッピングや食事が楽しめます。改札口は西口と東口の2箇所あり、西口は比較的こじんまりとしており、東口は「アトレ恵比寿」と直結しているため広いです。
- 東京メトロ日比谷線: 地下駅で、JR駅の地下にホームがあります。JR線との乗り換えは、地上を介して行います。
- アトレ恵比寿: 駅ビルとして、本館と西館があり、ファッション、雑貨、食品、飲食店など多様な店舗が入居しています。駅の利便性を大きく高めています。
周辺情報
恵比寿駅周辺は、かつてビール工場があった場所から、おしゃれな商業地へと変貌を遂げました。
- 恵比寿ガーデンプレイス: 駅東口から動く歩道「恵比寿スカイウォーク」で直結しています。かつてサッポロビールの工場跡地で、現在ではオフィスビル、三越、ウェスティンホテル東京、東京都写真美術館など、様々な施設が集まる複合商業施設です。
- 洗練された飲食店街: 駅周辺には、高級レストランから隠れ家的なバー、カジュアルな居酒屋まで、多種多様な飲食店が軒を連ねています。
- おしゃれなショップ: セレクトショップや雑貨店、美容室などが多く、流行に敏感な人々が集まります。
- 住宅地: 駅周辺にはマンションやアパートが多く、都心へのアクセスが良いことから、住む場所としても人気が高いです。
- 渋谷区恵比寿、目黒区三田: 駅周辺は渋谷区と目黒区の境界に位置し、それぞれの地区の雰囲気を併せ持っています。
歴史
恵比寿駅は、もともと貨物駅として誕生し、ビールの街として栄え、その後おしゃれな街へと変貌を遂げました。
- 1901年(明治34年)2月25日: 日本鉄道の貨物駅として開業。当時は日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)のビールを出荷するための駅として、「恵比寿停車場」と名付けられました。
- 1906年(明治39年)10月1日: 旅客営業を開始。
- 1925年(大正14年)11月1日: 山手線が環状運転を開始し、都心環状線の一部となります。
- 1964年(昭和39年)3月25日: 東京メトロ日比谷線が開業し、乗り換え駅となりました。
- 1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 1994年(平成6年): サッポロビールの工場跡地に恵比寿ガーデンプレイスが開業。これに伴い駅周辺が再開発され、現在の洗練された街並みが形成されました。
- 2000年代以降: 埼京線や湘南新宿ラインが乗り入れるようになり、利便性がさらに向上しました。