四ツ谷駅は、東京都新宿区にあるJR東日本(中央線快速・中央・総武線各駅停車)と東京メトロ(丸ノ内線・南北線)の駅です。高架駅(JR)と地下駅(メトロ)からなるターミナル駅で、上智大学やオフィス街、そして迎賓館赤坂離宮などの歴史的施設が近く、多様な顔を持つエリアの玄関口です。

四ツ谷
yotsuya
JR東日本 四ツ谷駅
駅名 | 四ツ谷(よつや)JC04 JB14 | ||
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路線名 | 中央線快速 中央・総武緩行線 | ||
事業者 | JR東日本 | ||
所在地 | 東京都新宿区四谷1丁目 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | 多機能券売機 指定席券売機 | ||
改札機 | Suica首都圏エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
開業日 | 1894年(明治27)10月9日 | ||
公式 | |||
地図 |
東京メトロ 四ツ谷駅
駅名 | 四ツ谷(よつや)M12 N08 | ||
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路線名 | 丸ノ内線 南北線 | ||
事業者 | 東京メトロ | ||
所在地 | 丸ノ内線 新宿区四谷1-1 南北線 新宿区四谷1-3 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | あり | ||
改札機 | PASMO対応エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター | ||
開業日 | 丸ノ内線 1959年(昭和34)3月15日 南北線 1996年(平成8)3月26日 | ||
公式 |
四ツ谷駅の概要
駅舎の特徴
四ツ谷駅は、JRと地下鉄が立体的に交差する、機能的な駅舎を持っています。
- JR線(中央線快速・中央・総武線各駅停車): JRのホームは高架上にあります。中央線快速と中央・総武線各駅停車は、それぞれ独立したホームを持ち、乗り換えが便利です。駅舎は高架下に位置しています。
- 東京メトロ丸ノ内線: JR線の高架下に、地上の駅として存在しており、JR線との乗り換えがスムーズです。
- 東京メトロ南北線: 地下駅で、JR駅や丸ノ内線駅とは少し離れた場所にあります。地下通路で繋がっており、乗り換えが可能です。
- 駅ビル: 駅に直結した「アトレ四ツ谷」があります。駅構内や周辺にはコンビニエンスストアや飲食店などがあります。
- 自由通路: 駅の東西を結ぶ自由通路が整備されており、地域の交通拠点としての役割も果たしています。
周辺情報
四ツ谷駅周辺は、オフィス街と文教地区が混在し、歴史的な建築物や豊かな緑も楽しめる多様なエリアです。
- 上智大学: 駅のすぐ近くに上智大学があり、多くの学生や教職員が利用します。駅周辺は、学生向けの飲食店や古書店、カフェなどが充実しています。
- 迎賓館赤坂離宮: 国賓・公賓を迎えるために使用される宮殿で、バロック様式の美しい建物は国の重要文化財に指定されています。一般公開もされており、観光スポットとしても人気です。
- 新宿御苑: 駅から少し離れますが、広大な敷地を持つ美しい庭園です。
- オフィス街: 駅周辺にはオフィスビルが立ち並び、多くのビジネスパーソンが行き交っています。
- 土手: JR線のホームからは、かつて外堀の土手だった場所に整備された緑地を眺めることができ、都会のオアシスとなっています。
- 歴史的な建物: 聖イグナチオ教会など、歴史を感じさせる建物も多く、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
歴史
四ツ谷駅は、日本の鉄道黎明期から存在し、その後の地下鉄の延伸により都心のターミナル駅へと成長しました。
- 1894年(明治27年)10月9日: 甲武鉄道(現在の中央本線)の駅として開業しました。当時は、市ヶ谷駅~新宿駅間の開業と同時でした。
- 1923年(大正12年): 関東大震災で駅舎が被害を受けるも、復旧。
- 1957年(昭和32年)12月15日: 東京メトロ丸ノ内線が開業し、JRとの乗り換え駅となりました。
- 1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 1996年(平成8年)3月26日: 東京メトロ南北線が開業し、乗り入れ路線が増えました。
四ツ谷駅は、都心の交通の要衝でありながら、歴史と文化、そして教育が融合する、魅力的な駅と言えるでしょう。