信濃町駅は、東京都新宿区にあるJR東日本中央・総武線各駅停車の駅です。島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、駅舎は比較的シンプル。周辺は、慶應義塾大学病院や明治神宮外苑など、医療・文教・スポーツ施設が混在するエリアです。

信濃町
sinanomachi
JR東日本 信濃町駅
駅名 | 信濃町(しなのまち)JB13 | ||
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路線名 | 中央・総武緩行線 | ||
事業者 | JR東日本 | ||
所在地 | 東京都新宿区信濃町 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | 多機能券売機 指定席券売機 | ||
改札機 | Suica首都圏エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
開業日 | 1894年(明治27)10月9日 | ||
公式 | |||
地図 |
信濃町駅の概要
駅舎の特徴
信濃町駅は、都心にありながらも落ち着いた雰囲気が特徴の駅舎を持っています。
- 地上駅(シンプルな駅舎): ホームは地上にあり、駅舎はホームの下に位置しています。大規模な駅ビルは直結しておらず、比較的シンプルで機能的な造りです。
- 島式ホーム1面2線: 中央・総武線各駅停車が両方向(三鷹方面と千葉方面)で利用するホームが1つあり、両側の線路に停車します。
- 改札口: 改札口は一つで、そこから北側と南側にそれぞれ出られます。北側は慶應義塾大学病院や明治神宮外苑方面へ、南側は神宮外苑球場や青山方面へと通じています。
- 自由通路: 駅の地下には通路があり、駅の東西を結び、地域住民の移動にも利用されています。
周辺情報
信濃町駅周辺は、医療、教育、スポーツ、そして歴史的な施設が混在する、多様な顔を持つエリアです。
- 慶應義塾大学病院: 駅のすぐ北側には、慶應義塾大学病院があり、多くの患者や医療従事者が利用します。
- 明治神宮外苑:
- 神宮球場: 東京六大学野球やプロ野球・ヤクルトスワローズの本拠地として有名です。
- 国立競技場: 2020年東京オリンピックのメイン会場として建設され、様々なスポーツイベントやコンサートが開催されます。
- いちょう並木: 明治神宮外苑のシンボルであり、秋には美しい黄葉で多くの観光客を魅了します。
- 創価学会総本部: 駅のすぐ南側には、創価学会総本部があり、多くの関連施設が立地しています。
- オフィス街: 駅周辺にはオフィスビルも点在しており、ビジネスパーソンの利用も多いです。
- 大使館: 駅の南側には、駐日ブラジル大使館などがあります。
歴史
信濃町駅は、明治神宮外苑の造営とともに誕生し、地域の交通の要として発展してきました。
- 1894年(明治27年)10月9日: 甲武鉄道(現在の中央本線)の駅として開業しました。当初は、新宿駅~市ヶ谷駅間の開業と同時でした。
- 1923年(大正12年): 関東大震災で駅舎が被害を受けるも、復旧。
- 1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 2020年(令和2年): 駅周辺の景観整備や再開発が一部行われ、より利便性が向上しました。