桜木町駅は、神奈川県横浜市にあるJR東日本(京浜東北線・根岸線、横浜線直通)と横浜市営地下鉄(ブルーライン)の駅です。高架駅(JR)と地下駅(市営)からなり、駅舎は駅ビル「CIAL桜木町」に直結。周辺は、みなとみらいや横浜中華街への玄関口であり、観光やビジネスの拠点です。

桜木町
skuragichō
JR東日本 桜木町駅
駅名 | 桜木町(さくらぎちょう)JK11 | ||
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路線名 | 根岸線 横浜線 | ||
事業者 | JR東日本 | ||
所在地 | 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | みどりの窓口(指定席券売機あり) | ||
改札機 | Suica首都圏エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター 点字運賃表 | ||
開業日 | 1872年(明治5)10月14日 | ||
公式 | |||
地図 |
横浜市営地下鉄 桜木町駅
駅名 | 桜木町(さくらぎちょう)B18 | ||
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路線名 | ブルーライン | ||
事業者 | 横浜市交通局 | ||
所在地 | 神奈川県横浜市中区花咲町1丁目34 | ||
出改札 | 有人 | ||
券売機 | あり | ||
改札機 | PASMO対応エリア | ||
洗面所 | バリアフリートイレあり | ||
設備 | エスカレーター エレベーター | ||
開業日 | 1976年(昭和51)9月4日 | ||
公式 |
桜木町駅の概要
駅舎の特徴
桜木町駅は、観光地への玄関口として、機能的で大規模な駅舎を持っています。
- 高架駅(JR)と地下駅(市営): JR線のホームは高架上にあり、駅舎は駅ビルと一体化しています。横浜市営地下鉄は地下にホームがあり、JR駅とは地下通路で繋がっており、乗り換えが便利です。
- 駅ビル: 駅に直結した「CIAL桜木町」は、飲食店や商業施設が充実しており、駅の利便性を高めています。
- 駅前広場: 駅前は広々とした広場になっており、バスやタクシーの乗り場、そしてみなとみらい方面への動く歩道が整備されています。
周辺情報
桜木町駅周辺は、みなとみらいや横浜中華街、関内といった観光地への玄関口であり、多くのランドマークが集まっています。
- みなとみらい: 駅の北口から動く歩道を利用すると、横浜ランドマークタワーやクイーンズスクエア横浜、よこはまコスモワールドなどのランドマークが集まるみなとみらいエリアにスムーズにアクセスできます。
- 横浜赤レンガ倉庫: 駅から徒歩でアクセスでき、多くの観光客で賑わっています。
- 汽車道: かつての貨物列車の線路跡を利用した遊歩道で、みなとみらいの景色を楽しみながら散策できます。
歴史
桜木町駅は、日本の鉄道黎明期から存在し、横浜の玄関口として発展してきました。
- 1872年(明治5年)5月7日: 日本初の鉄道(新橋-横浜間)の開業とともに、横浜駅として現在の桜木町駅の場所に開業しました。
- 1915年(大正4年)8月15日: 2代目の横浜駅(現在の高島町駅周辺)が開業したため、駅名が桜木町駅に改称されました。
- 1932年(昭和7年)3月31日:東京横浜電鉄(現東京急行電鉄)東横線の終着駅として開業。
- 1964年(昭和39年)5月19日: 根岸線が磯子駅まで延伸し、途中駅となりました。
- 1987年(昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
- 1989年(平成元年)3月17日:横浜博覧会の開催に合わせて、駅舎を移転・新築。
- 2004年(平成16年)1月30日:横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴い東京急行電鉄の駅が営業終了。
- 2010年代以降: 駅周辺の再開発が進み、駅ビルがリニューアルされるなど、さらに魅力的な街へと進化し続けています。